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豚がつづる読書ブログ
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★★★

「泣ける」ベストセラーということで読んでみたが、ちっとも涙が出ず、びっくりした。

著者が母親と過ごした半生を綴ったエッセイのような小説。
(むしろ小説のようなエッセイ。)

ここまであからさまな母親への盲目的な愛情をうたった作品も珍しく、それが多くの人に受け入れられた原因かと思った。

母と息子の関係は、母と娘とは違う結びつきなので、男性の方が共感できる内容だと思う。

全く感動できない自分にへこみましたが、感情移入できるなら号泣したかもしれません。

(2006年9月読了)
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読むのがすごく遅いけど、小さい頃から本を読むのが大好き。

大好きな作家は、ジョン・アーヴィング、筒井康隆、津原泰水、中上健次、桐野夏生、北村薫、金井美恵子、梨木果歩。

コンプリート中なのは宮部みゆき、恩田陸、松尾由美、三浦しをん、桐野夏生、北村薫。今のところ、多分著作は全部読んでいます。
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