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豚がつづる読書ブログ
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★★★

タイの少数民族が、天と地を行き来する道具として儀式に使うプレンカ(ブランコ)。
それはそのまま、生と死のあわいを揺れる登場人物達のようだ。

死の影に満ち満ちた話だが、生の雰囲気をふんだんに含む南国の湿った空気を吸い込んだ気分になる。
死について掘り下げれば、相対的に生のコントラストも強くなるのだろうか。

己のリセットを選ぶ登場人物たち。
あまりにも濃いその生と死に、息苦しさを感じたのかもしれない。

(2007年11月読了)
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★★★

社会人になってから読むと、学生の頃と印象が全然違って楽しめた。

マドンナはほとんど登場しないし、うらなりは多分坊っちゃんのことを変な奴だと思ってる。

社会に出て行く時に感じる矛盾や壁を面白く描いている。
悪を天誅を下しても、結局負けたのは坊っちゃんだし。

清の愛情にはホロっときました。

オマージュ作品も面白そうなので読んでみたいです。

(2007年5月読了)



「泣ける」との噂だったので期待して読みました。

・・・正直、あまり好みじゃなかった。

まっすぐな家族への愛情を高らかに謳いあげていて、その直球ぶりには赤面でした。
優しくて温かくて、切なくて・・・くぁぁああ。

家族愛なんて、オブラートに包んで表現してほしい。
本の前で勝手に照れてしまい、没入できず。

私も神様から来る悪送球、うまく打ち返せない自信あり。

家族への屈託がない方は感動して楽しめると思います。

(2006年4月読了)
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sis
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読書
自己紹介:
読むのがすごく遅いけど、小さい頃から本を読むのが大好き。

大好きな作家は、ジョン・アーヴィング、筒井康隆、津原泰水、中上健次、桐野夏生、北村薫、金井美恵子、梨木果歩。

コンプリート中なのは宮部みゆき、恩田陸、松尾由美、三浦しをん、桐野夏生、北村薫。今のところ、多分著作は全部読んでいます。
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