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豚がつづる読書ブログ
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★★★

本能寺の変後、信長の遺体はどこへ消えたのか―?

光秀や秀吉たちがどれだけ探しても見つからなかった信長の遺体。
信長、秀吉に仕えた伝記作家である太田牛一がその真相解明に挑む歴史ミステリー。

前半、牛一が大胆な推理でその行方を突き止めていく展開にはぐいぐい引き込まれる。
牛一(=作者)の推理は説得力があり、楽しんで読むことができます。

しかし中盤以降、丹波の女忍者が登場してからは主人公が謎解きそっちのけで女忍者との色恋に夢中になってしまったようで、なんだかグダグダの展開に。
最終的にはご都合主義的な流れで真実に辿りつく形になる。

七十歳を過ぎた老人と若い女性との色恋は違和感がありまくりで、萎えてしまう。
前半のリーダビリティが高かっただけに、残念でした。

(2011年7月読了)
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自己紹介:
読むのがすごく遅いけど、小さい頃から本を読むのが大好き。

大好きな作家は、ジョン・アーヴィング、筒井康隆、津原泰水、中上健次、桐野夏生、北村薫、金井美恵子、梨木果歩。

コンプリート中なのは宮部みゆき、恩田陸、松尾由美、三浦しをん、桐野夏生、北村薫。今のところ、多分著作は全部読んでいます。
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