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豚がつづる読書ブログ
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★★★

時空を超えて、人生をやり直すことになった男。
誰でも考えたことのある、「あの時こうしていたら・・・」というIFの物語。

18年前に戻った北川の人生は、はたして幸せなものになったのだろうか??
どの人生でも出会う人間は変らないという作中の法則。
ならば、どの人生でも幸せの相対量は同じなのでは、というのは飛躍しすぎなんだろうか?

人生には常に選択がつきまとい、それによって未来の姿はどんどん変わっていく。
その選択が正しかろうと正しくなかろうと、人は生き続け、選び続けなくてはならない。

作中でも引き合いに出されたケン・グリムウッドの「リプレイ」。

ほろ苦い読後感は「Y」も「リプレイ」も同じだけど、「リプレイ」の方が面白かったなあ。

(2007年6月読了)
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★★★

日本の中の独立国家「江戸」。
そこへ入国した主人公辰次郎が、疫病の謎をといていくファンタジーミステリー。

設定は面白くてよくまとまってるけど、肝心の謎解きがちょっと肩すかしでした。

とりあえず登場人物紹介ということで、続編に期待です。

(2007年6月読了)

★★★

復刊されたので読んでみました。

祐也に救われた孤児の飛鳥は、祐也によって初めて愛情に触れ、頑なな心を開いていく。

孤児の飛鳥のよるべなさ、触れ幅の大きい機微を見事に描いている。
感情を鈍磨させた生き方への決別は、独特の清涼感が漂う。

ただ、30年以上前に書かれたものなので設定や言動に時代を感じさせるものが多く、ミステリーとしても謎に疑問が残る。

復刻を待ち望む声が高かったのでちょっと期待が高くなりすぎてしまいました。

(2007年3月読了)

★★★★

斉藤道三の立身出世物語、後編。

自信マンマンで謀略の多い道三、愛しにくい・・・。
でも読み進めていくうちに引き込まれ。
道三の魅力に射ぬかれます。

信長少年のタワケぶりが可愛いです。

(2006年11月読了)
★★★★

一巻目は、蝮の道三こと斉藤道三の立身出世物語。

かなり傲慢な道三の性格には読んでいて辟易します。
でも決して夜郎自大ではなく、大器や運をともなって一国一城の主にのしあがっていくさまはワクワクする。

時々エロが挿入されて、筆の勢いが加速してます。。

(2006年11月読了)
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プロフィール
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sis
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趣味:
読書
自己紹介:
読むのがすごく遅いけど、小さい頃から本を読むのが大好き。

大好きな作家は、ジョン・アーヴィング、筒井康隆、津原泰水、中上健次、桐野夏生、北村薫、金井美恵子、梨木果歩。

コンプリート中なのは宮部みゆき、恩田陸、松尾由美、三浦しをん、桐野夏生、北村薫。今のところ、多分著作は全部読んでいます。
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