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豚がつづる読書ブログ
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花村萬月のポルノ・・・読む前に非常にいやな予感がした。
予感は的中・・・。

男女の性差の違いでしょうかね。
ファックの最中に講義なんて始めちゃって萎えないのかね。
とにかくファック+講義+妄想でページが埋まっていきます。
スカトロや暴力は好かんよ。オスメス臭くてかなわん。

最後のほうは流し読み。
何でこんな本読みたかったんだろう(ごめんなさい・・・)。


(2006年3月読了)

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★★

熱帯化した東京を舞台に繰り広げられる近未来サバイバル小説。

タイトルに反して、無音という通奏低音が読み手の心にこだまする。

好きな人には楽しめるかもしれませんが、どうも私は独特の表現やヒツジコの奇妙な踊りが気になって、この世界に入っていけなかった。

(2006年6月読了)
★★★

途中までおもしろかったのだが、最後のオチにがっくり。
オマエは女性の性格なんてどうでもいいのかっ・・・

1960年代に書かれたものだから、しょうがないかもしれんが。
今だったら編集者がゴー出さないだろうなあ。

(2006年3月読了)

★★★★

あつい!!張り裂けんばかりに熱い。

ちょっとあつくるしい・・・「男の愚昧」とか「男を張る」とか、時折男臭い描写にむせ返ってしまう。
が、ストーリーのダイナミックさに身を預けてしまえば、そんなことは瑣末なことと思う。

現代日本への問題提起には胸を突かれた。
日本の危機管理能力や国防問題について考えさせられる。

本書をよく表したタイトル「川の深さは」、シンプルな日本語で凄くいいと思った。


(2006年3月読了)

★★★★

近所にゲイのハッテン旅館があるのですが、そこでどんなことが繰り広げられているか、この小説を読んで詳しく知ることが出来ました(^.^)

それはともかく、
人間関係に痛めつけられてきた主人公の諦観や迷いを抑制の効いた文章で綴っていて、ゲイとかヘテロとか関係なく共感して読めた。

77歳の母の老いらくの恋、仕事相手の愚かな中年女性の恋、ふたつの恋愛が破綻を迎えた時、主人公の感情に変化が訪れるさまが淡々とドラマチック。

ラストで主人公が気づく普遍的な真実には、頷かされる。
人との関わり合いの中で、失うものの痛みを手放さずに生きていくことの困難。

でも、失うものがあるなら同時に得るものだってあるよね・・・。

(2006年3月読了)
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プロフィール
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sis
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非公開
趣味:
読書
自己紹介:
読むのがすごく遅いけど、小さい頃から本を読むのが大好き。

大好きな作家は、ジョン・アーヴィング、筒井康隆、津原泰水、中上健次、桐野夏生、北村薫、金井美恵子、梨木果歩。

コンプリート中なのは宮部みゆき、恩田陸、松尾由美、三浦しをん、桐野夏生、北村薫。今のところ、多分著作は全部読んでいます。
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