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★★★
ひとつの電車に乗り合わせた乗客のそれぞれの人生が、短い乗車時間の中でわずかに交錯していく連作集。
阪急今津線という電車を初めて知ったのでイメージしにくかったけど、たくさんの登場人物のエピソードがあっさりと次々につながれていくので読みやすかった。
ただ、初対面の乗客同士の会話がリアリティに欠ける気がしてひっかかった。
(おばあさんが『下らない男ね。やめておけば?』って言うところとか)
女子高生の電車内の会話は、現実そのものを参考にしたせいか、やたらリアルでしたが。。
一番心に響いたのは、川の中州の「生」のエピソード。
物語の序盤に出てくるこの「生」の謎のことは読み進めていくうちに正直忘れてた。
最後にその意味が明かされることで不意打ちであたたかいものを受け取ったような気がして、幸福な気分でページを閉じることができた。
途中下車もあり、っていうのがいいですね。
(2008年10月読了)
★★
郁と堂上のその後のお話。
糖分高め。ヘドが出るほど甘いです。
柴崎女史の言葉に同感。
「誰かお酒!強いお酒をあたしにちょうだいー! 」
「付き合いはじめのカップルののろけ話を女側から聞くほどバカバカしいことも他にないわね~」
(2008年8月読了)
★★★★★5つ!
図書館シリーズ最終章。
革命と言う名の通り、表現の自由を手に入れるために図書隊が仕掛ける大きな賭け。
自由を検閲から守る最後の攻防戦。
郁と堂上のラブコメ要素が割と少なかったのでイライラすることなく読めました。
だらけがちなアクションシーンもテンポ良く進み、後半の展開にはただただ圧倒して、最後までもってかれました。
表現の自由という重みについて、よく考えさせられたシリーズです。
この小説ほど極端ではないけれど、表現者が差別用語を避けるという無意識的な検閲は現実に存在している、と聞いたことがあります。
その延長線上に郁達の世界がある、と想像するだに恐ろしい。
良くできたエンタメ小説だと思います。
(2008年3月読了)
★★★
図書館シリーズ第三弾。
差別用語のくだりや戦闘シーンは読みごたえありましたが、30歳近い登場人物たちの甘甘ラブコメは、正直きっついな。。
次巻、最終巻に期待です。
(2007年9月読了)
前作同様、面白かった!
タイトル通り、図書館内部の派閥抗争を描いている。
前作は肉弾戦だったけど、今回は陰謀渦巻く組織内部の心理戦。
一枚岩ではない組織とか、敵との単純でない対立とか、リアルで迫力があった。
閲覧制限や差別にまつわるいろんな意見がバランス良く提示されているのも、読み応えがある。
各登場人物のエピソードがふんだんに盛り込まれてるのも楽しめた。
その性格に至った過程や家庭環境がわかり、人物像に厚みが出てきた感じ。
ただ、笠原と堂上の会話が甘酸っぱすぎて読んでて恥ずかしいよ~。
上司は部下の頭をそんな頻繁になでないよ~。
ストーリーは作りこまれているのに、なぜそこだけファンタジー・・・。
(2007年5月読了)
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大好きな作家は、ジョン・アーヴィング、筒井康隆、津原泰水、中上健次、桐野夏生、北村薫、金井美恵子、梨木果歩。
コンプリート中なのは宮部みゆき、恩田陸、松尾由美、三浦しをん、桐野夏生、北村薫。今のところ、多分著作は全部読んでいます。